


G9生は歴史の授業で「明治維新」について学びました。まとめの探究活動として、明治政府による諸改革で変わった「近代日本」を、LEGOブロックで表現する課題に挑戦しました。あるグループでは、近代日本を西欧化として捉え、大日本帝国憲法(ドイツ)、産業(富岡製糸場:フランス)、軍隊(アメリカ)と欧米列強とのつながりを表現しました。サミットでは学んだことを様々な方法でアウトプットすることで、思考力や表現力を身につけます。



歴史の授業では日本の「近代産業」について学びます。明治以来、日本の近代化を支えた産業は、紡績業と製糸業です。特に製糸業は日本の基幹産業であり、輸出生糸生産量は世界一をほこりました。とりわけ、長野県は生糸の生産が盛んで、その生産量は全国トップでした。つまり、生糸は世界に羽ばたいた長野県の特殊産業ともいえます。とはいえ、繭から生糸を取ったことがない生徒も多く、「やってみたい」ということで実際に糸取りを体験してみました。各グループ協力して、座繰り器さながらに糸を紡ぎ、女工に思いをはせました。



CLIL(Content and Language Integrated Learning/内容言語統合型学習)の一環で、第一次大戦前後のポスターを資料として、読み解く活動を行いました。最初は何も調べずに、ポスターのイラストと英文のみから資料の意味を考えました。「Wake up America! Civilization calls every man, woman and child」は、直訳すると「目を覚ましなさい、アメリカよ! 文明がすべての男性、女性、そして子供を呼んでいる」となります。イラストの女性(アメリカの象徴)に起きろと言っている、窓の外では戦争(第一次世界大戦)が起きているように見える…つまり、アメリカ国民に戦争参加を呼びかけている。ただ、「Civilization(文明)」が呼んでいるとはどういうことだろう?という疑問が残りました。みんなで話し合うなかで、日清戦争も「文明のための戦い」だと当時の新聞で言っていた。「文明」というのが戦争の大義なんじゃないか…。生徒たちの予想というのは、時に凄まじいものを感じます。いわゆる、プロパガンダポスターになりますが、英語で学ぶことで、アメリカの置かれた状況やプロパガンダの本質がよく見えてきます。










